ポリヴェーガル理論

ポリヴェーガル理論。少し前に知り、もう少し学んでからお伝えしようと思っていましたが、このご時世とても重要なことと思い、ほんの少しの知識で、理解も不十分ですがシェアさせていただきます。

一般的に自律神経には、交感神経(アクティブ)と副交感神経(リラックス)と2つあり、この2つのバランスがとれている状態が好ましいといわれています。

ポリヴェーガル理論とは、
リラックスモードの副交感神経には2種類あり、

一つは、一人でリラックスすること
もう一つは、誰かとつながってリラックスすること

自律神経のバランスには、交感神経とこの副交感神経の両方が揃う必要があるという理論です。

一人でリラックスしているつもりでも、本当にしているかどうかを今一度問いただす必要があると感じています。

家でリラックスしているつもりでも、このご時世の情報を取りにいっている時は、交感神経優位の状態だと、友人にすすめられたドラマを観ながらリラックスしている自分に気がつき、わかりました。

一人の時間がどうしても少ない方もいるかと思います。すきま時間を意図的に見つけて、一瞬でも空を見たりして、ぼーっとしたり、深呼吸されたりしてみてください。

そして2つ目の誰かとつながってリラックスする神経。
誰かと(動物とも)触れたり、触れられたり、話をしたり、電話ででも、メールででも、つながり、そしてその時間がリラックスできているかどうかも見てみてください。
安心して身をまかせることのできる、触れられる施術を受けるのも一つの方法だと、強く思います。

多少なりとも慣れてきているところはありますが、安心安全と感じられる時間・場所が普段より少ない状態が続いていて、サバイバルモード(交感神経)優位な状態が多くなっているように感じます。

生きものとして、健全な状態とは、活動と休息がリズミカルに繰り返している状態とのこと。

自律神経のバランスは健康に大きく関係しているので、勉強不足ではありますが、なんらかのヒントとなれば幸いです。

写真は穂高養生園で完全にリラックスモードの自分です。