空間と身体の認識と知覚

先日、ロルフィングムーブメントのワークショップに参加してきました。ロルフィングは3大ボディーワークの一つで、座学とワークの実践を通して身体に向き合いました。

身体への気づきや、学ぶことが多かったと共に、田園調布でのbodywork & movementのクラスで行っていることを別の視点から見ることが出来、インプットの量が半端なく疲れましたが、とても濃い3日間でした。

空間と身体の、認識と知覚の重要性。

Yielding embodiment orchestration (イールド)のセッションをはじめてから(メニュー化は秋予定です)、空間の認識がいかに身体に変化をもたらすかを何度も体験していることから、クラスでも、身体に意識を向けるだけではなく、空間への意識を促すワークを毎回取り入れています。そしてこのことが、日常の生活においても、大切だと考えているので。

自分が何を感じているかへの気づきと、周りに何があって、誰がいて、何が起きているかを意識する。いわゆる視野を広くもつこと。

この両方があると、身体と気持ちの余白ができてリラックスしやすかったり、ふかんして自分の状態が見えやすくなり、物事をいろんな側面で捉えることが出来やすくなると考えています。

今回、新たに学んだのは、空間を広く認識することが、前庭器官(平衡感覚器ともいわれる、内耳にある、直進運動、回転運動や運動の加速を感じる器官)への影響があるということ。胎児の時、はじめに発達して、年齢とともにはじめに衰え始める器官とのこと。今からでも意識したらいいとも教わりました。

ほかにもいろいろ学んだことや気づきなどもあり、クラスとセッションに活かせたらと思っています。

昨日、脚が不自由な方に視野を広く意識して歩いてみるよう提案したところ、普段の歩き方とは別人のように楽そうで、嬉しそうでした。

ちょっとしたことでも身体は変わる。すると心は変わる。そして生活も。何度体験しても嬉しいです。

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Bodywork & Movement クラス@田園調布
7月30日、9月10日 10:30〜
(10月以降のスケジュールももうすぐお伝えできます)

#ボディーワーク #空間認識 #身体と心 #llatree