心は風

最近読んでいる本によると、心という概念がなかった古代ギリシャ時代は、心は風と言われていたともいえるとのこと。

先日、風が気持ちいいと感じながら歩いていると、そよ風、向かい風、強い風などいろいろあるなとふと思い、あっ、心は風 ってそういうことかという気づきがありました。

風はコントロールできないし、
意図的になくすこともできない。
ならば心もlet it goではなく、let it beが自然。

風は形がないから、身体という器に残りにくいはず。心を風と想像すると、軽やかなもの、過ぎていくもの、嬉しいものだとしても執着できないものなどとして考えられる。

ただ、意識的に私は身体に風を起こすことがあって、それは溜めているかもしれないものを外に出す為。風を起こして軽くなると、何かがあったのがわかる。その何は、わからなくてもいいと思っています。

風がエネルギーであれば、体の中でも風は吹いている。
ならば、いい風を吹かしたい。

風は見えないけれど、揺れる枝葉や洗濯物などの物を通して、あるいは自分の体を通して、存在を感じるものなんだな〜など思うと、いろいろおもしろいです。