感覚のこと

感覚は、それぞれのもの。

田園調布でのクラスで、
ダンサーの大森さんが毎回のように言うひとこと。

「感覚はそれぞれのもの。」

ほんとうにその通りだと思う。

感覚に、正しい・間違ってるはない。

エアコンの温度設定で、
ある人は暑いと感じ、
別の人は寒いと感じるように。

今ティラミスが食べたい、とか
気持ちいい〜、とか、
なんか好きなど、なんか…みたいな小さな感覚も

それぞれの感覚を、ただ大切にしたらいい。

でも、あまりにも頭ばかり使っていると、その自分の感覚がわからなくなってくる気がするから、身体を感じるクラスやセッションをしているところもあります。

雪だるまは、頭が身体より小さいから安定してる。
でも今のわたしたちは、逆雪だるまみたいに
頭が大きくて、頭から下の部分が小さくなりがち。
そうすると不安定にもなるし、縮こまっているのが普通になってしまっていたりもする。

だからこそ

身体を動かす
身体に触れる
自然の中に身を置く
味わって食べる、など

そんなことがやっぱり、
何度でも、ほんとうに大切だと思う。

都度都度、身体に還る。

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写真は、少し前に行った北海道です。
いろんな感覚を、たっぷり味わってきました。

旅は、感覚をひらく時間。

20年ぶりの北海道。
近いんだなという感覚ができました。