少し前、終了間際に行ったパウル・クレー展で目にとまった絵『バラの風』(写真2枚目)。風がいろんな方向に吹いていて、風ってこういうものなんだと意識が変わった。今まで、風はひとつの方向に吹くイメージが強かったことに気づかされた。

生活の中でも、身体を意識する上でも、一方向に風が吹いてると思うのではなく、いろんな方向に吹いてると思ったら、拡がりや軽やかさが出てくる気がする。

クレー展を静岡に観に行った時も、どうやって行くか迷った末に、行きは新幹線でピューっと行き、帰りは在来線でゴトゴト帰ってきた時の風も楽しかった。

今日はどんな風が吹くだろう。
良き一日を。