チネイザンの子宮へのアプローチについて

前回の投稿でお伝えしていた、子宮へのアプローチについて、少し時間が空いてしまいました。

ここ数年、クライアントさんから更年期に関するお悩みを伺うことが増え、私自身も体の変化を感じるようになりました。女性の体の中心ともいえる子宮に、もっと働きかけられるようにと、年始に「タイ式子宮バランスセラピー」の手技を学びました。

少し前の投稿にも書いたように、チネイザンは「やったらいいと思うよ」と人に言われて始めたもので、受けてくださった方々に良いと言っていただいても、どこかコミットしきれない自分がいました。

でも最近、その気持ちが少しずつ変わってきて、深めていくこと自体が面白く感じられるようになっています。

内臓と中医学、内臓と感情、そしてエネルギー的な要素…。チネイザンの奥深さに触れる中で、改めて魅力を感じています。

チネイザンは、内臓に働きかける施術ですが、これまで私が学んできた中では、子宮に特化した手技は多くありませんでした。今回の学びにより、子宮のツボやSEN(タイ式でいう経絡)、子宮につながる血管へやさしくしっかりアプローチすることで、骨盤内の気・血の巡りが促されていきます。

生理痛や生理不順、妊活、更年期症状、閉経後の不調、子宮や卵巣の手術をされた方にも、おすすめしたいアプローチです。

施術はお腹の上から行い、陰部に触れることはありません。体調や状態によっては行えない場合もありますので、気になる方はどうぞご相談ください。

セッションでは、他の臓器とのバランスも見ながら全体に働きかけた上で、このいん手技を必要に応じて組み込んでいきます。カウンセリングやお腹に触れた感覚をもとに、時間配分を決めています。

セッションは、できるだけ身体に無理がかからないよう、やさしいタッチで行っています。